医療機器製造販売業や医療機器販売業の営業拠点として大阪、関西、西日本の拠点を新たに設けようという場合に、天神橋筋商店街がある天満・扇町エリアが便利です。
医学部附属病院
関西には以下のとおり医学部医学科があります。
- 大阪府
- 国立大阪大学医学部
- 大阪公立大学医学部(旧大阪市立大学医学部)
- 大阪医科大学医学部
- 関西医科大学医学部
- 近畿大学医学部
- 京都府
- 国立京都大学医学部
- 京都府立医科大学医学部
- 兵庫県
- 国立神戸大学医学部
- 兵庫医科大学
- 滋賀県
- 国立滋賀医科大学
- 和歌山県
- 和歌山県立医科大学
- 奈良県
- 奈良県立医科大学
各校へのJR天満駅あるいは地下鉄扇町駅からの電車でのアクセスを見てみると、以下の通りです。括弧内は乗換回数、おおおその乗車時間、運賃です。
- 国立大阪大学医学部[乗換1回・35分・660円]
- 大阪公立大学医学部[乗換なし・10分・190円]
- 大阪医科大学医学部[乗換なし・25分・480円]
- 関西医科大学医学部[乗換1回・20分・490円]
- 近畿大学医学部[乗換2回・60分・910円]
- 国立京都大学医学部[乗換1回・50分・630円]
- 京都府立医科大学医学部[乗換1回・50分・630円]
- 国立神戸大学医学部[乗換2回・30分・780円]
- 兵庫医科大学[乗換1回・15分・390円]
- 国立滋賀医科大学[乗換2回・70分・1,430円]
- 和歌山県立医科大学[乗換1回・95分・1,340円]
- 奈良県立医科大学[乗換1回・40分・870円]
大学病院へのアクセスに代表されるように、関西エリアにある大病院へは軒並み良いアクセスがある割に、大阪駅前よりも家賃が安いので、拠点として使いやすのがJR天満駅・地下鉄扇町駅周辺です。
徒歩圏に医誠会国際と北野病院
南扇町ビルから見える所、天神橋筋商店街から横断歩道を渡った先に医誠会国際総合病院が2023年にオープンしました。
南扇町ビルから徒歩5分です。
昔からこのエリアには北野病院があることが地域住民の誰もが知っていると言っても過言ではないくらい、市民生活に定着しています。
南扇町ビルからは徒歩10分です。
川を渡った先には大阪市立総合医療センターがあり、散歩がてら桜ノ宮方面へ行く事がありますが、概ね20~25分くらいで病院に到着できます。
緊急出荷対応
電車はJR、地下鉄、阪急に直接乗車でき、更に南海や近鉄などにもアクセスが良いので、大阪を中心に関西圏への急な出荷にも対応できます。
高速道路は徒歩圏に南森町と扇町の出入口があるくらい近く、南扇町ビルの目の前は阪神高速です。
急ぎ車で配達しようという場合に高速道路が使えます。
大阪市内に立地しているので、ヤマト運輸や佐川急便、日本郵便など一般的な運送会社を利用する事は容易です。
バイク便もすぐに来てもらえるので、緊急対応には便利な場所です。
京都や兵庫の日本海側、福井や島根などまでもこの拠点から緊急出荷に対応できると思います。
実際、このあたりから福井まで4時間以内で移動できましたので、医療機関様のご理解が頂けるようであれば、天満・扇町の拠点で日本海側もカバーできると思います。
南扇町ビルを出発点に、始発で移動すると朝9時頃に松江市役所まで行く事ができます。
島根大学医学部附属病院で10時のアポイントにも間に合うと思います。飛行機を使うと9時過ぎに大学病院に到着します。夕方に連絡を貰って、翌朝までに持ってきてほしいと言われた場合でも、19時半にJR天満駅で電車に乗れば、0時過ぎに出雲市駅に到着できるので、そのまま病院に届けるか、翌朝まで待って届ければ緊急対応に応じられます。飛行機を使わないという点では、東京から届けるよりも選択肢が広がります。
医療機器メーカーの拠点も多い
2023年に集約化する前のニプロさんは、中津という天満からすぐ近くの場所に拠点がありました。人工心臓など日々の納品は少ないが、緊急対応を含めて大病院へのアクセスが必要な医療機器メーカーが拠点を置いていましたので、それだけ好立地であったと言えると思います。
注射器などのように日々の出荷が多く、車が必須となるとこのエリアは不向きかもしれませんが、大きな物流は本社や倉庫に任せて、日々の営業と、緊急時の対応に絞れば天満・扇町のオフィスビルは医療機器メーカーやディーラーにとって都合の良い場所であると考えられます。
大阪市北区や中央区は、比較的小さめの、何らかの分野に特化したような医療機器メーカーや販社が集積しているエリアでもあるので、互いに連携していくという意味でも良いと思います。
在宅医療
在宅医療向けの医療機器などは、医療機器というハードウェアはもちろん大切ですが、医療従事者不在ですので説明や理解といったソフトウェアも必要です。
CPAPは既に全国に広がり、毎晩利用している人も多いです。
今後も人工臓器は増えていきますので、人口の多い大阪市内にサテライトオフィスやサブオフィスといったものが必要になるメーカーも多いと思います。
天満・扇町のすぐ近くにある大阪市立総合医療センターでは小児医療にも力を入れており、在宅医療が盛んに行われています。
出産育児関連製品を扱う大衛さんは南扇町ビルから徒歩20分くらいのご近所です。
大阪府看護協会
日本最大の医療系地方職能団体である大阪府看護協会の本丸は南扇町ビルから3kmほどの場所にあります。
COVID-19が流行する前、高橋会長時代にはよくお邪魔した大阪府看護協会ですが、現在は大阪環状線の東側にある以前の本丸はそのままに、マルイトOBPビルの8階に新しい拠点も構えておられます。
看護協会に営業活動はしないと思いますが、看護師向けの研修会に講師として招聘されるとすれば、タクシーに乗っても1千円に満たないくらいで到着できる、健康のために歩いても行けるような場所にあります。
在庫
医療機器の在庫は、安全に管理しなければなりません。
開放的な倉庫であると、そのセキュリティをどうするか問題があります。
テナントビルを倉庫兼用オフィスとして使う場合、上階であれば入口が1つしかない場合が多いので、入退管理さえしっかりすれば安全な管理ができると思います。
こちらは、南扇町ビルのあるお部屋を撮影されて頂いたものです。こちらは作業部屋として使われているということで、机の上は道具が広がっています。壁際には部品などの小箱が棚に整然と置かれています。
医療機器を適正に管理するとすれば、パーティションを天井までしっかりと設置して、オフィス内でも仕切りをして安易に人が出入しないように対策すべきだと思います。
ビルの東側は天神橋筋商店街なのでアーケードがあり、ハシゴを立てて侵入するようなことができません。
ビルの西側は別のビルがあるため、ハシゴを立てて侵入するようなことができません。
ビルの南側は歩道になっているのでハシゴを立てることは可能ですが、非常に目立ちます。そして、防犯カメラも設置されているので、よっぽどのことが無い限りここにハシゴを立ててまで侵入しようということはないと思います。
製販・販社の拠点
天満・扇町にある南扇町ビルは、医療機器製造販売業や医療機器販売業の大阪出張所、関西ブランチ、西日本サブオフィスなどにちょうどよい場所だと思います。
南扇町ビルは、地下鉄扇町駅の地下から地上に出る出入口から30mもない至近距離、その出入口は高速道路の下にあるので雨には濡れづらいです。
関西進出の際には、ぜひJR天満・地下鉄扇町駅に近い南扇町ビルをご検討ください。
南扇町ビルの詳細はコチラからご覧いただくことができます。ぜひ、テナントに入って頂ければと思います。